高周波音の、事前表示を求める活動

その音、聞こえてますけど。

鳴らすなら、知らせて。

地下街などで突然聞こえてくる、あの「キーン」という高い音。
あなたには聞こえていなくても、聞こえている人がいます。

私たちは、高周波音を使用している場所で、
そのことが事前に分かる注意表示を求めます。

モスキート音の表示を求める市民の会

この音のこと、少しだけ。

こんな経験、
ありませんか?

地下街を歩いていたら、突然「キーン!」という高い音。
思わず耳をふさぐ。どこから鳴っているのか分からない。

でも、周囲の人は何事もないように歩いている。
自分にははっきり聞こえているのに、
隣の人には聞こえていないらしい。

一度だけなら、その場を離れて終わりにするかもしれません。
でも、また別の日に同じ場所を通ると、また「キーン」。

その音、聞こえてますけど。

高い周波数の音は、周波数や音の大きさ、年齢、個人の聴力などによって、聞こえ方が異なります。公共空間に設置されたネズミ撃退器の音についても、日本で研究が行われています。S4 S5

鳴らすなら、知らせて。

害獣対策などが必要なことは、理解しています。
装置の使用を、一律にやめてほしいと言っているわけではありません。

ただ、突然の高周波音に驚いたり、不快に感じたりする人がいます。

だったら、先に知らせてほしいのです。

私たちがまず求めるのは、装置の使用場所や、音が聞こえる範囲に入る前に気づける位置への注意表示です。

特別な設備ではなく、まずは貼り紙を一枚。
それだけでも、音の存在を知らずに突然遭遇することを減らせると考えています。

注意表示の文案例

高周波音を
使用しています

この付近では、高周波音を発生させる
装置を使用しています。

人によっては音が聞こえ、
不快に感じることがあります。

実際の施設では、必要に応じて使用目的や管理者の連絡先を加えてください。

注意表示を見る

またやられました

また、キーン。

今日も突然の高周波音に
不快な思いをしましたか?

原則1日1回、今日の経験を記録できます。
名前や場所の入力は必要ありません。

今日の経験を、この端末に。

押した記録は、このブラウザ内にのみ保存され、ほかの人の記録とは合算されません。

海外では、すでに。

世界では、高周波音を使って人を遠ざける装置について、
以前から議論や運動が行われてきました。

英国2008年ごろ

BUZZ OFF!

英国では、若者を遠ざけるための高周波音装置「Mosquito」の使用に反対する「BUZZ OFF!」キャンペーンが展開されました。イングランドの子どもコミッショナーは、若者や関連団体と協力して活動し、自治体などでの装置使用禁止につながったと報告しています。

S1 / Annual report 2007–08
スコットランド2017年

鉄道駅での使用禁止

スコットランドでは、若者議会などによる活動の結果、ScotRailのすべての駅で、若者を遠ざけるためのモスキート装置の使用が禁止されました。

S2 / Mosquito devices
欧州評議会2010年

「警告表示」にも言及

欧州評議会議員会議は2010年、若者を対象とする音響装置の公共空間での使用禁止などを求める勧告を採択しました。また、公共の場所ではない場所で使用する場合について、少なくとも明確な警告表示を求める内容も含まれています。勧告であり、加盟国にそのまま適用される法律ではありません。

S3 / 勧告1930(2010年)

海外では、使用禁止を求める運動まで行われています。
私たちは、そこまでは申しません。

まずは、貼り紙を一枚。

気のせいではありません。

高い周波数の音は、誰にでも同じように聞こえるわけではありません。
「聞こえる」「不快に感じる」という問題について、国内外で研究が行われています。

2015 国内の研究

公共空間のネズミ撃退器に関する研究

公共空間における高周波音問題:
鼠撃退器音の音響特性とその対策

上田麻理・高橋弘宜・太田篤史/日本騒音制御工学会春季研究発表会講演論文集、2015年、35〜38ページ。

公共空間で使われるネズミ撃退器の音響特性と、その対策をテーマにした研究です。

書誌情報を確認した段階で、論文本体の詳しい内容は確認していません。

S4 / 文献情報を見る
2024 国内の研究

駅地下街の高周波音に関する研究

20kHz以上の音が聴こえる
超高周波音の聴こえと対策

上田麻理/『超音波Techno』36巻4号、2024年、66〜71ページ。

公開されている文献概要では、駅地下街のネズミ撃退器から聞こえる高い音について、聞こえ方の個人差や、日常的に接する人への意識調査、騒音対策の検討が紹介されています。

本文ではなく、公開されている概要に基づく説明です。

S5 / 文献情報を見る

参照先は2026年10月23日の確認時点でメンテナンス中です。

2024 海外の研究

高周波音の不快感に関する実験

Sensory unpleasantness of very-high frequency sound and audible ultrasound

Ben Linetonほか/The Journal of the Acoustical Society of America 156巻3号、2024年、1565〜1574ページ。

17人を対象とした実験で、14、16、18kHzの音は、主観的な音の大きさをそろえた1kHzの音より不快と評価されました。特定の実験条件で得られた結果であり、すべての人の健康影響を示すものではありません。

私たちが求めるのは、健康被害を断定することではありません。
聞こえて不快に感じる人がいることを知ってもらい、事前に表示してほしいということです。

モスキート音の表示を
求める市民の会

私たちは、突然聞こえる高周波音に不快な思いをする人がいることを知ってもらい、
装置が使用されている場所に注意表示を設けてもらうことを目指しています。

大きな要求ではありません。

鳴らすなら、知らせて。

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またやられました